お子さんが1歳近くなってくると、そろそろ保育園を検討される方も多いと思います。
今回は、保育園選びでチェックしておくと良いことを教えます!
この記事でわかること
- 保育園を選ぶ時の比較ポイント
- 見学での質問ポイント
我が子は2年ほど前に保育園へ入園しました。
当時は保育園によってこんなにも違いがあるなんて思わず「家からの近さと開所時間」を重視して申し込みました。
そのため、入園してから「え!そうだったの!」と思うことが多々あり、もっと確認しておくべきだったと反省しました。
でも初めてのことで何をどうしたら良いのかわからない保活。
「何を確認したらいいの?」「何を決め手にすればいいの?」と悩んでいるママさんパパさんのお役に立てるよう、ポイントをまとめました。
確認すべきポイント
登園編
チェックポイント
開所時間・延長保育の時間は何時から何時までか
朝の準備はどこまで親が行うのか
入口のセキュリティはどうなっているか
送迎は家族以外の人間でもOKか
保育時間
例えば、開所時間が朝7時〜19時の保育園で、保育時間が朝8時〜18時までだと、7時〜8時、18時〜19時は延長保育になります。
延長保育は通常の保育料とは別料金になっている保育園が多いです。
園によって月額料金なのか1回ごとの料金なのかも異なります。
朝の受け入れ方法
朝の受け入れについては
・保育室まで送り、保護者が荷物をセットしてから受け入れ
・玄関先で荷物を先生に預けて受け入れ
など保育園によって違いが出るところだと思います。
出勤前にお子さんを送っていくことを想定すると、
家から保育園までの送迎時間
受け入れまでにかかる時間
保育園から職場までの通勤時間
を逆算して家を出る時間を考える必要があります。
こちらを確認しておくと、実際に登園した時に「思っていたより時間がかかる!」と焦らずに済むと思います。
持ち物編
チェックポイント
毎日の持ち物は?ロッカーに置けるものはある?
エプロンなどの持ち物は手作りか、市販品でもOKか
季節で用意するものはあるか(水着・ジャンプスーツなど)
名前の記入場所や記入方法に指定はあるか
(名前シールはOKか、フルネーム記入か)
保育園に各自のロッカーがあるかで持ち物も変わってくると思います。
ロッカーがある場合、着替えは置きっぱなしでOKだったりします。
毎日着替えを持参する保育園の場合、
1日2~3セット持ってきてくださいという保育園が多いようです。
なので2~3セットを数日分用意しておく必要があります。
また0歳児のお子さんでまだミルクを飲んでいる場合、哺乳瓶を持参する園もあるようです。
離乳食期以降のお子さんだと、カトラリーセットやコップが持参だったりもします。
食器類の持ち帰りがあると、帰宅後に「コップ等を洗う→明日の準備でカバンに入れる」という工程が増えますね。
ワーママの宿敵!手作り品
私として1番確認すべきだったと感じているのが、持ち物に「手作り」しなければいけないものがあるか。
我が子の保育園はエプロンやポシェット、お弁当包みなどが手作りです。作り方も指定されています。
まだ2歳児なのでお弁当包みやポシェットはこれから作るのですが既に憂鬱‥‥。
入園前に手縫いが必要だったのは、エプロンと布団カバーに持ち手をつける作業でした。
エプロンは入園前に4枚ほど作りましたが、やはり半年ほどでボロボロになってくるので途中で作り替える必要が出てきます。
縫い物は嫌いじゃなくても、仕事復帰をするとなかなか作る時間も取れなかったりします。
市販品で済ませられるものが多いと忙しいママさん・パパさんたちにとってはありがたいですよね。
行事編
チェックポイント
親子参加の行事はあるか
行事は平日or土日開催か(土日開催の場合は振替休日あり?)
行事後に子供は預かってもらえるか
0歳児〜5歳児まで一緒に行事をやるのか
親子参加の行事も保育園によってかなり差があると思います。
我が子の保育園は運動会、発表会、誕生日会の年3回のみ、親が参加できる行事です。(年長さんは卒園式もあるので年4回です。)
保育園によっては親子遠足がある場合も。
行事も1日かけて行う園と、午前中で終わる園、未満児と以上児の2部制に分けて行う園など様々です。
そして平日開催だったり土日開催だったりも異なります。
土日休みの仕事をしていると平日にお休みを取る必要があったり、土日開催だと平日に振替休日があったり、どちらにしても働くママさん・パパさんたちにとっては仕事の休みを調整が必要になります。
また午前中で行事が終わる場合、午後の保育は無しでその場で解散ということもあります。
なので午前休で対応しようと思っても、そうできない可能性があります。
2部制を取っている保育園の場合、兄弟がいると2回に分かれての参加となります。
我が子の園はまさにこれです。
別日に行事を行うとなると休みも2日取らなければいけません。
同日に開催だと休みは1日で済みますが、1部が終わると会場準備のため1度外に出なければいけなかったりという不便があります。
我が家は夫婦ともにシフト制の仕事のため、行事の日に合わせて休み希望を出せていますが、
仕事の休みが取りやすい日と子どもの行事が一致する保育園だと仕事の調整がしやすくて良いかもしれません。
食事編
チェックポイント
食事・おやつの内容は?(献立を見せてもらえるとベスト)
おやつは手作りか市販品か
お弁当の日はあるか
完全給食orご飯持参か
離乳食の子はどのように進めていくのか
アレルギーへの対応
どんなものを食べている?
保育園の給食、本当にありがたいですよね!
毎日栄養バランスの良い献立で提供していただき感謝しています。
わが子の園は「サイクル給食」といって、献立は月~土になっていて
毎週同じ曜日は同じメニューが登場します。
毎月お誕生日メニューなどの行事メニューがあり、その時は特別メニューになっています。
私の中では「給食=毎日違う献立」というイメージだったので、サイクル給食の存在を初めて知りました!
毎週同じものを食べることで、好き嫌いが少しずつ克服されたりとメリットがあるようです。
わが子の園は完全給食なのでご飯の持参は無いのですが、これが本当に楽!
お米を炊き忘れることがしょっちゅうある我が家ですので、ご飯持参だと大変なことになっていますね…
おやつについては気になる親御さんが多いと思います。
特に、1歳だとチョコレートなどの市販のおやつをまだ解禁していないおうちもあると思います。
私もですがおやつなどの嗜好品については、あげる時期をいまだに見計らっていて
ご家庭のタイミングで嗜好品を解禁したいと考えている方は、手作りおやつがメインの保育園を選ぶと良いと思います。
離乳食とアレルギー対応
保育園で食事をするにあたって「これを食べさせてくださいリスト」を渡されると思います。
それらの食材を3回ほど与えてクリアしたら、保育園での食事に開始になるという流れが多いと思います。
その食べさせてくださいリストの食材の中身も保育園によって異なります。
例えば「魚」という分類でも
「青魚」「白身魚」というアバウトな園もあれば
「鯖」「鯛」などと具体的に指定されている園もあります。
おやつなどは商品名でめちゃくちゃ細かく指定されている保育園もあるようです。
見学時にそのリストも見せてもらえるといいかもしれませんね。
アレルギー持ちのお子さんを預ける場合、
アレルギー食の対応についての確認が必要です。
・普通食とは全く別のものが提供されるのか
・食事を作る環境・食べる環境はどうなっているのか
この2点は確認しておきたいポイントです。
お子さんが成長してくると「どうして僕・私はみんなと食べるものが違うの?」という思いが出てくることもあります。
また、同じ環境で作られていると、アレルギー源が誤って混入する可能性もあります。
アレルギーについては保育園側も最大限の対応をしているとは思いますが、
大事なお子さんの命にかかわることですので、親御さんが安心できる園を選ぶと良いと思います。
日常生活編
チェックポイント
1日のスケジュールは?
外遊びや散歩はどのくらいの頻度で行くか
どんなおもちゃで遊んでる?園内にテレビはある?
その日の子どもの様子はどうやって知れる?
外遊びや体を動かす遊びをたくさんしてほしい
知育や教育を重視したい
家でできないことを経験してほしい
などご家庭によって日中の過ごし方には重視する点がそれぞれあるかと思います。
ここも保育園によって特色が違うので聞いてみると良いでしょう。
あまり多くはないと思いますが、稀にDVDなどを鑑賞する時間がある保育園もあるようです。
その点もご家庭の方針があると思いますので、確認しておくとよいでしょう。
1日の子供の様子については
園内に掲示
連絡帳に記載
先生からの口頭
など、伝え方は保育園によって異なると思います。
わが子の園は各クラスごとに写真と文章付きで園内に掲示してくれています。
細かいことまではわかりませんが、その日クラスで何をしたのか知れるのでとてもありがたいです。
写真があると子どもたち同士の関わりも伝わってきます。
はじめは連絡帳に様子が書かれてたらいいなと思っていましたが、
今は写真付きで見れるほうが様子が分かっていいなと思っています。
緊急時編
チェックポイント
休みの日の連絡方法や連絡時間
発熱・感染症罹患後の登園OKになる基準は?
どの程度の発熱や体調不良で早退になるのか
怪我をした時の通院対応について
わが子の園は発熱すると解熱後24時間を経過しないと登園ができません。
また下痢をすると普通便に戻るまで登園できません。
なので元気だけど登園できないという日があり、体調を崩すと1週間近く保育園を休むことが多いです。
早退になる時は、熱が37度後半になる、1度でも下痢・嘔吐をするとお呼び出しの電話がきます。
この基準も本当に保育園によってさまざまだと思います。
子どもが体調不良になると仕事を休まなければいけなくなります。
そのため我が家は発熱するとすぐ、夫婦でどっちがいつ休むかの話し合いが始まります。
体調不良時の対応については入園前にご夫婦で話し合っておくといいと思います。
まとめ
今回は、私が実際に「確認すればよかった」と感じたことをチェックポイントとしてまとめてみました。
保育園選びの参考になったでしょうか。
チェックリストとしていますが、見学時に保育園側から説明されることも多いと思います。
これら全てを聞かなくても大丈夫!
自分の1番気になっている点を選んで確認すると良いでしょう。
この記事を読んで、「なるほど!そこを確認する必要があるのか!」と思ってもらえたら幸いです。